水新紡織株式會社 会社の案内
ミズボウ株式会社の前身。
水新紡織株式會社時代の「会社の案内」をご紹介します。
当時の「会社の概要」
創 業:明治41年2月
株式会社設立:昭和23年8月
資 本 金:1億円
営業内容:梳毛糸、合繊糸紡績、染色、紳士服地製造、織物修整
年 商:15億円
従 業 員:650名(男100名、女550名)
当社は、明治41年、会長故水野高三郎の織物工場創業以来、堂々と明治、大正、昭和の三代に亘り斯界発展への一翼を担ってきました。
昭和22年紡績工業への進出を志ざし紡毛紡織2セットを新設の上、昭和23年資本金200万円を以て水新紡織株式会社を設立して現在の基盤を確立いたしました。
その後躍進を続け、同28年紡毛紡機2セットを増設すると共にリング精紡7,200錘を有する梳毛紡績工場を新設、同33年には染色工場を新設、羊毛から毛織物までの一貫作業工程を有する大工場に発展、更に時代の要望に応えて、同36年合繊工場を新設いたしました。
その後対米輸出の伸びも著しく総生産量の70%を超える輸出実績を挙げ昭和39年より毎年「輸出貢献企業認定証」授与の栄冠を得てきましたが、更に品質向上を目指して毛織物補修を自社経営する為、同42年岐阜工場を新設するに至り、資本金も1億円に増資しました。
自由貿易下の開放経済に耐え、日本の経済伸展を期して、わが「ミズボウテックス」「ミゼックス」の新分野開拓のため水野高男社長を陣頭に社内の総力を結集し、堅実な経営政策を強力に推進しております。
文章からも、デザインからも時代を感じさせてくれます。